『hyphen』第3号(2018)修正版の公開について

2019年6月3日
『hyphen』編集委員
DG-Lab事務局

 

『hyphen』第3号(2018)修正版の公開について

 

2018年5月20日より公開を停止しておりました『hyphen』第3号につきまして、修正版を公開いたしました(会誌『hyphen(ハイフン)』第3号刊行のおしらせ)(2019年6月3日)。

同第3号所収の内藤論考に対して先行文献の取り扱いに関する異議申し立てがあり、当事者を含めた関係者および編集委員の間で検討を重ねた結果、修正版を公開することで合意いたしました。以前のバージョンを取得されている方におかれましては、破棄していただき、修正版をあらためて取得していただきますようお願い申し上げます。

修正内容は以下の通りです。

 

【論考】内藤慧「『ザッヘル=マゾッホ紹介』再読――拷問者としての女性の位置付けを巡って」のNote1(本誌31頁)の追加

 

以上

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第27回DG-Lab研究会のお知らせ

皆さま、DG-Lab事務局です。次回の研究会のお知らせです。
下記の日時にて開催されますので、ぜひともご参加いただきますようお願いいたします。

※今回はじめて参加を希望される方は、下記の事務局アドレスまでご連絡いただくか、下のフォームからお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。

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【日時】2019年5月25日(土)14時~19時(*13時5分からミーティング)

【場所】長岡京市生涯学習センター(バンビオ1番館内)、6階・会議室3
(http://www.bambio-ogbc.jp/access/)

【参加費】会場費として300円

【定員】20名程度

【読書会】

『意味の論理学』第18セリー〜第21セリー(担当:内藤慧)

『意味の論理学』には3つの領域があるとされている。深層・高所・そして表面である。これら3領域の間で「意味」や「命題」、「出来事」や「物体」といった概念が規定され、その間の発生が辿られる。『意味の論理学』は、この3領域のあいだ、各々の水準における発生を問題としていると言ってよいだろう。さて、今回読解を試みる第18セリー~第21セリーは、『意味の論理学』の3領域を俯瞰的に記述する過程で、ドゥルーズ独自の仕方で古代哲学の要約を行っている。『意味の論理学』において展開される、3領域からなる諸々の議論の背景には、常に古代哲学の文脈が介在しており、この箇所の読解を通して、われわれは『意味の論理学』と古代哲学の距離、関係を巡る俯瞰的な視座を獲得することができるのではないだろうか。

【研究発表】

得能想平「最初期ドゥルーズの哲学」

本発表は、 ドゥルーズの最初期の哲学のあり方を考えるうえで、ドゥルーズとソルボンヌ大学でキャンパスを共にしたミシェル・トゥルニエの「非人格主義」というテクストを紹介することから始めます。というのも、ドゥルーズは最初期テクストの一つである「女性の記述」において、議論の前提がトゥルニエの「未公刊の文章」によっていることを示唆しているからです。本発表はまず、トゥルニエとドゥルーズの関係を簡単に紹介したうえで、「非人格主義」の内容を紹介します。そのうえで「非人格主義」と最初期テクストと比較するなかで、最初期ドゥルーズの哲学のあり方を考えてみます。

 

Diogenes in his pithos, in dispute with a seated man

第26回DG-Lab研究会のお知らせ

皆さま、DG-Lab事務局です。次回の研究会のお知らせです。
下記の日時にて開催されますので、ぜひともご参加いただきますようお願いいたします。

※今回はじめて参加を希望される方は、下記の事務局アドレスまでご連絡いただくか、下のフォームからお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。

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【日時】2019年3月9日(土)14時~19時(*13時5分からミーティング)

【場所】長岡京市生涯学習センター(バンビオ1番館内)、6階・会議室3
(http://www.bambio-ogbc.jp/access/)

【参加費】会場費として300円

【定員】20名程度

【読書会】

『意味の論理学』付録「クロソウスキー、あるいは身体―言葉」(『意味の論理学 下』pp.185-224)(担当:得能想平)

1969年に出版された『意味の論理学』には、付録として独立したテクストが含まれています。今回の読書会では、そのなかでも思想家、文学者、画家としてよく知られるピエール・クロソウスキーを論じたテクストを扱いたいと思います。固有名や永遠回帰を論じたこのテクストは『意味の論理学』を従来とは異なる仕方で光を当てるものです。クロソウスキー自身のテクストも参照しつつ、丁寧に紹介できればと考えています。

【研究発表】

伊藤幸生「ドゥルーズにおける法論の位置づけと射程~判例/法解釈論を核心として」

『経験論と主体性』から『批評と臨床』にいたるまで、ドゥルーズは度々、「法」に言及しています。今回は、1986~88年ごろに『記号と事件』、『襞』、『アベセデール』などにおいて述べられたjurisprudence(判例/法解釈)という概念をドゥルーズ法論の核心として捉え、彼の法論を初期から晩年まで俯瞰したうえで、「哲学で述べられた事柄が裁きの規範となりうるか」、「哲学における例」、などの問題に言及したいと思います。

佐原浩一郎「『差異と反復』における微分法に関する三つの原理―ライプニッツの諸原理との対照において―」

本発表では、ドゥルーズとライプニッツとの比較を通じて、ドゥルーズが『差異と反復』のなかで述べているような、微分法における無限小のものですらないdxの存在論的な価値を再検討し、このことが『襞』においていかに位置づけられうるかを検討します。

 

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『カオスに抗する闘い』『眼がスクリーンになるとき』合評会(2月9日)開催のお知らせ

この度、DG-Labでは、昨年出版されました、小倉拓也『カオスに抗する闘い ドゥルーズ・精神分析・現象学』(人文書院)、福尾匠『眼がスクリーンになるとき ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』』(フィルムアート社)をめぐる合同合評会を開催する運びとなりました。

本イベントでは、著者のお二人とともに、特定質問者として千葉雅也氏、堀千晶氏をお迎えします。またとない機会ですので、ぜひ足をお運びいただければと思います。みなさまのご来場をこころよりお待ちしております。


『カオスに抗する闘い』・『眼がスクリーンになるとき』合評会
ポスターはこちら

日時:2019年2月9日(土)13:30-17:45
場所:クロスパル高槻・5階視聴覚室(大阪府高槻市紺屋町1-2)
定員:100名
入場無料

合評会1:『カオスに抗する闘い ドゥルーズ・精神分析・現象学』人文書院(2018)
著者:小倉拓也(大阪大学)
特定質問者:千葉雅也(立命館大学)

合評会2:『眼がスクリーンになるとき ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』』フィルムアート社(2018)
著者:福尾匠(横浜国立大学)
特定質問者:堀千晶(早稲田大学)

タイムテーブル
13:00 開場
13:30 開会
13:30 『カオスに抗する闘い』合評会
15:00 『眼がスクリーンになるとき』合評会
16:30 全体討議
17:45 閉会

主催:大阪大学人間科学研究科共生学系共生の人間学分野檜垣立哉研究室、DG-Lab(ドゥルーズ・ガタリ・ラボラトリ)

『カオスに抗する闘い』『眼がスクリーンに

第25回DG-Lab研究会のお知らせ

みなさま、今年も大変お世話になりました。

2018年、DG-Labは、『差異と反復』の出版50周年ということもあり、『差異と反復』を中心に研究会を重ね、12月には、翻訳者である財津理さんをお迎えし、ご講演いただくことができました。みなさまのご協力により、本年度も大変充実したものになりました。まことにありがとうございました。

さて、年が明けた2019年のお話になりますが、2019年は『意味の論理学』の出版50周年ということで、これに合わせた関連イベントの企画・実施を念頭に、研究会の運営を進めていきたいと思います。2月には緊急特別企画の開催を予定しておりますので、そちらもぜひご期待いただければと思います。

つきましては、新年1回目となります次回の研究会が下記の日時にて開催されます。ぜひともお気軽にご参加くださいませ。

それではみなさま、よいお年をお迎えください。

※今回はじめて参加を希望される方は、下記の事務局アドレスまでご連絡いただくか、下のフォームからお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。

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【日時】2019年1月19日(土)14時~19時(*13時5分からミーティング)

【場所】長岡京市生涯学習センター(バンビオ1番館内)、6階・会議室2
(http://www.bambio-ogbc.jp/access/)

【参加費】会場費として300円

【定員】20名程度

【読書会】『意味の論理学』第2セリー;第3セリー;第23セリー;第26セリー(担当:平田公威)

ドゥルーズが1969年に刊行した『意味の論理学』は、『差異と反復』といくらか論点を同じくしながら、固有の思想を展開しています。たとえばルイス・キャロルやメラニー・クライン、そしてジャック・ラカンの援用が、この著作の最大の特徴のひとつであることは疑いえません。しかしながら、『意味の論理学』の主題が「意味」であることに鑑みれば、まずもって目を向けるべきは、ストア哲学の非物体的なものの理論、とくにその動詞論であると言えるでしょう。そこで今回の読書会では、ドゥルーズが依拠するストア哲学とギュスターヴ・ギヨームというマイナー言語学者を参照しつつ、動詞にかんするいくつかのセリーに取り組みたいと思います。

【研究発表】内藤慧「『意味の論理学』と物体・非物体の哲学」

ドゥルーズ『意味の論理学』は、ドゥルーズ哲学において明示的に物体、非物体的なものという二元的なカテゴリーが導入された著作である。身体、表現、といったトピックを考える上で、『意味の論理学』が提示する物体・非物体論を避けて通ることはできないだろう。本発表では『意味の論理学』の物体・非物体論のベースとなっている参照項としてストア派と精神分析を取り上げ、テクスト上のそれぞれのプレゼンスを検討する。

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『差異と反復』出版 50 周年記念特別企画「『差異と反復』の過去・現在・未来」(12月8日)開催のお知らせ

この度、DG-Labでは、ジル・ドゥルーズ著『差異と反復』の出版50周年を記念して、特別企画「『差異と反復』の過去・現在・未来」を開催する運びとなりました。

本イベントでは、講演者として、『差異と反復』の邦訳者である財津理氏をお迎えします。またとない機会ですので、ぜひ足をお運びいただければと思います。みなさまのご来場をこころよりお待ちしております。


『差異と反復』出版 50 周年記念特別企画「『差異と反復』の過去・現在・未来」
ポスターはこちら

日  時 : 2018年12月8日(土)13:30-17:10(13:00開場)
場  所 : 長岡京市中央生涯学習センター 3階 特別展示室
(京都府長岡京市神足2丁目3番1号バンビオ1番館内)

定  員 : 50名(※席に限りがありますのでご了承ください)

入場無料

講  演 : 財津理「『差異と反復』の独自性とそれ以前の諸作品――精神分析の視点から――」
研究発表 : 得能想平(大阪大学)「ドゥルーズの差異の概念について」

タイムテーブル
13:30 開会・趣旨説明
13:40 研究発表:得能想平(大阪大学)「ドゥルーズの差異の概念について」
14:30 講演:財津理「『差異と反復』の独自性とそれ以前の諸作品――精神分析の視点から――」
15:55 合同討議
17:10 閉会

主  催 : DG-Lab(ドゥルーズ・ガタリ・ラボラトリ)
共  催 : 若手研究「フェリックス・ガタリの「スキゾ分析」の理論、およびその臨床実践に関する研究」(研究代表者:山森裕毅)

『差異と反復』の過去・現在・未来

第24回DG-Lab研究会のお知らせ

皆さま、DG-Lab事務局です。次回の研究会のお知らせです。
下記の日時にて開催されますので、ぜひともご参加いただきますようお願いいたします。

※今回はじめて参加を希望される方は、下記の事務局アドレスまでご連絡いただくか、下のフォームからお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。

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【日時】2018年11月10日(土)14時~19時(*13時5分からミーティング)

【場所】長岡京市生涯学習センター(バンビオ1番館内)、6階・配膳試食室
(http://www.bambio-ogbc.jp/access/)

【参加費】会場費として300円

【定員】20名程度

【読書会】「ドラマ化の方法」(『ドゥルーズ・コレクション I』pp.29-53ほか)(担当:得能想平)

今回の読書会では『ドゥルーズ・コレクション I』や『無人島1953-1968』に所収されている「ドラマ化の方法(1967年)」を読み直してみたいと思います。『差異と反復』の出版に先立ち、その成果を学会発表したときの記録として知られるこのテクストは、潜在性、強度、時空的力動、ドラマ化などのドゥルーズの繊細な言葉遣いを考え直すためにうってつけのものです。本読書会では、前半の発表部分のみを扱い、ドゥルーズの言葉遣いを整理したうえで、『差異と反復』のシステムがどのようなものであったかについてあらためてみなさんと確認していきたいと思います。

【研究発表】佐原浩一郎「『襞』における充足理由と外皮について」

ドゥルーズ哲学においてライプニッツは、もろもろのモナドの調和という点で悪玉であり非共可能性の創造という点で善玉であるようなつねに両義的な評価を担わされています。しかし同時に、一つの概念における理由の外部性をめぐる議論が、同一性に関するこうした二つの評価を横断するように張り巡らされています。本発表では、『襞』におけるもろもろの理由の統一と質料的な統一との関係、そしてそこに介入してくることになる外皮についての考察を通して、ドゥルーズがいかにして充足理由律という古典的な理論を新たに捉え直したのかを明らかにしたいと思います。

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