会誌『hyphen(ハイフン)』第6号刊行のおしらせ

皆さま、

このたび、DG-Labでは、当研究会の会誌である『hyphen(ハイフン)』の第6号を刊行する運びとなりました。

2020年度の研究会の報告、イベント「『ジル・ドゥルーズの哲学と芸術――ノヴァ・フィグラ』合評会 」(2021年3月)の報告が掲載されています。ぜひご覧ください。

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リンク先はpdfファイルとなっています。

著作権は執筆者に属します。引用などの著作権法上認められた場合を除き、無断転載を禁じます。


『hyphen』第6号(2020)

表紙・目次

【年次報告】

コロナ禍における研究会運営

・・・・・・・・・・・・・内藤慧

【イベント報告】

『ジル・ドゥルーズの哲学と芸術――ノヴァ・フィグラ』合評会後記

・・・・・・・・・・・・黒木秀房

奥付

※一括ダウンロード


※本号の刊行が大変遅くなってしまい、まことに申し訳ありません。執筆者をはじめ関係各位に多大なるご迷惑をお掛けしましたこと、心よりお詫び申し上げます。

第43回DG-Lab研究会のお知らせ

皆さま、DG-Lab事務局です。

次回の研究会のお知らせです。
下記の日時にて開催されますので、お気軽にご参加ください。

次回もオンライン(Zoom)での開催となります。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

※はじめて参加を希望される方は、下記の事務局アドレスまでご連絡いただきますよう、よろしくお願いいたします。

dglab.chaosmos[あっと]gmail.com( [あっと] を@に置き換えてご使用ください)

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【日時】2022年3月5日(土)14:00-17:30(※13:00からミーティング)

【使用アプリ】Zoom(開催当日、EメールにてURLをお送りいたします)

【参加費】無料

【定員】最大50人

【タイムテーブル】

14:00読書会
ジル・ドゥルーズ+フェリックス・ガタリ『アンチ・オイディプス』第1章第5節、第6節(進行:内藤慧)
刊行から50周年を迎える今年は『アンチ・オイディプス』を読み進めていく。
第5節は『アンチ・オイディプス』の諸議論の基本単位である機械の概念について、3つの様式がそれぞれ論じられる。第6節では「起源」でも「目標」でもない、「傍にある全体」という概念が注目に値する。この2カ所を読み解くことで『アンチ・オイディプス』という著作の基本的な枠組みを理解することを目指す。
16:00研究発表
F. アツミ(Art-Phil)「ドゥルーズ=ガタリの歴史とパブリック・ヒストリーへの問い:出来事、アジャンスマン、生成の視点から」
「歴史は諸生成の共存を継起へと翻訳しているだけだ」「歴史を作るのは、歴史に抗う者だけだ(歴史に同化する者、歴史を修正する者によって歴史が作られることはない)」とドゥルーズ=ガタリは『千のプラトー』において語る。あるいは、ドゥルーズは『フーコー』での記述において「ア・プリオリなものは歴史的なものである」と言明する。歴史はその非歴史的な契機にあって、どのように未来とともに見出されうるのだろうか? 公共空間における/に対する歴史を扱うパブリック・ヒストリーの観点から、ドゥルーズ、およびドゥルーズ=ガタリによる出来事、アジャンスマン、生成などのキーワードについて検討し、ドゥルーズ=ガタリの歴史が描き出す公共のイメージを示したい。
17:30閉会