次回の研究会のお知らせです。
下記の日時にて開催されますので、お気軽にご参加ください。
次回もオンライン(Zoom)での開催となります。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
※はじめて参加を希望される方は、下記の事務局アドレスまでご連絡いただきますよう、よろしくお願いいたします。
dglab.chaosmos[あっと]gmail.com( [あっと] を@に置き換えてご使用ください)
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【日時】2023年5月27日(土)14:00-17:30(※13:00からミーティング)
【使用アプリ】Zoom(開催当日、EメールにてURLをお送りいたします)
【参加費】無料
【定員】最大50人
【タイムテーブル】
14:00 | 読書会 | |
ジル・ドゥルーズ『シネマ1 運動イメージ』第3章〜第4章(進行:下川智也) | ||
第3章 モンタージュ 第二次世界大戦以前の代表的な映画監督と作品をとりあげ、モンタージュの四つの傾向をとおして映画を考察する。 一、アメリカ派の有機的傾向 二、ソヴィエト派の弁証法的傾向 三、フランス戦前派の量的傾向 四、ドイツ表現主義派の強度的傾向 第4章 運動-イメージとその三つの種類 ドゥルーズはベルクソンのイメージ論を映画へ活用する。 運動ーイメージは特殊なイメージとしての不確定の中心(身体、脳)に関連させられるとき、三種類のイメージへと分割される。 知覚ーイメージ 行動ーイメージ 感情ーイメージ | ||
16:00 | 研究発表 | |
金山仁美「「強度」概念をカントの観念論的構造のなかに見る方法」(仮) | ||
ドゥルーズは『差異と反復』のなかで「強度」という独自の概念を提示している。この概念は明確な定義づけがおこなわれておらず、先行研究でも十分には議論されてこなかった。本発表は、ドゥルーズによるカント批判の枠組みのもとで「強度」を解釈すること、またそれによって『差異と反復』の結論がカントによる理念と悟性概念の構造の再構築に至っていることを示すことを目的とする。マイモンを経由し、ドゥルーズのカント批判の論点を整理することで、我々は「他者ー構造」という表現で説明されるような彼のカントへの回帰を理解することができるだろう。 | ||
17:30 | 閉会 |