【開催日および開催方式変更】第32回DG-Lab研究会のお知らせ

皆さま、DG-Lab事務局です。

前回のエントリーで、次回の研究会の開催日をご案内していましたが、このたび、諸般の事情により、誠に勝手ながら、下記のとおり日程を変更させていただくことになりました。

さらに、開催方式のほうも変更となり、オンラインでの開催となります。

変更に伴い皆様のスケジュール調整等、ご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫びを申しあげます。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

※今回はじめて参加を希望される方は、下記の事務局アドレスまでご連絡いただくか、下のフォームからお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。

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【日時】変更前 2020年5月23日(土)
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    変更後 2020年6月6日(土)14時〜19時(*13時からミーティング)

【使用アプリ】Skype

開催当日、EメールにてURLをお送りいたしますので、Skypeアプリをお手元の端末にインストールしていない方でも、ウェブブラウザ(Microsoft Edge か Google Chrome)よりご参加いただけます。Skypeアプリをインストール済みの方はアプリからもご参加いただけます。

【参加費】無料

【定員】最大50人

【読書会】『哲学とは何か』2-7 「被知覚態、変様態、そして概念」 担当:F.アツミ(Art-Phil)

ドゥルーズ=ガタリとアートへの問い:『哲学とは何か』における物質/感覚のコンポジションを中心に

「アーティストは、見者であり、生成者である」とドゥルーズ=ガタリは『哲学とは何か』において語る。アート作品は諸感覚のブロック、被知覚態と変様態の合成態として記述され、被知覚態は知覚から、変様態は変様=感情から、概念的な存在として引き離される。芸術史のアレンジメントとしても読むことのできる“Percept、Affect, et Concept”(「被知覚態、変様態、そして概念」)で展開されるメルヴィル、クレー、メシアン、プルースト、ジャコメッティなどのアーティストとその作品への言及を振り返りながら、ドゥルーズ=ガタリによるアートをめぐる問いかけを物質/感覚のコンポジション(合成=創作)という側面から検討する。本章にみられる批評的文体の魅力についても一緒に考えたい。

Claire_Delbos_and_Olivier_Messiaen