第34回DG-Lab研究会のお知らせ

皆さま、DG-Lab事務局です。

次回の研究会のお知らせです。
下記の日時にて開催されますので、ぜひともご参加いただきますようお願いいたします。

次回もオンラインでの開催となります。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

※はじめて参加を希望される方は、下記の事務局アドレスまでご連絡いただくか、下のフォームからお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。

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【日時】2020年9月26日(土)14:00-19:00(※13:00からミーティング)

【使用アプリ】Skype

開催当日、EメールにてURLをお送りいたしますので、Skypeアプリをお手元の端末にインストールしていない方でも、ウェブブラウザ(Microsoft Edge か Google Chrome)よりご参加いただけます。Skypeアプリをインストール済みの方はアプリからもご参加いただけます。

【参加費】無料

【定員】最大50人

【読書会】

ドゥルーズ、ガタリ『哲学とは何か』 3  概念的人物(担当:佐原浩一郎)

今回の読書会では、『哲学とは何か』において提示される哲学の三つ組(「概念」、「内在平面」、「概念的人物」)のなかの一つ、「概念的人物」について詳述されている章を扱います。概念的人物の新旧、概念的人物の諸特性、物語られる人物との違い、反感をそそる概念的人物など、概念的人物に関する様々な観点からの考察を経て、趣味としての「概念および内在平面との関係性」を確認し、「眠り込んでいる概念の再演(再度の賭け)」に言及する結末へと向かうこの章を、みなさんとともに考えてみたいと思います。

【研究発表】

得能 想平 「『差異と反復』の問題設定について」

『差異と反復』はこれまで存在論的主題や実存的主題を扱った書物として読解されてきた。本発表は読解の解像度を上げる試みの一つとして、ドゥルーズ自身が『差異と反復』で立てた問題設定を改めて問うてみたい。「一般性と反復の区別」と「反復の二つの形式の区別」に関わるドゥルーズの議論を改めて辿りなおすことで、『差異と反復』の議論の大枠を確認しつつ、差異や反復に関するドゥルーズの主張がどのようなものであったかを改めて検討してみたい。

 

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