(2018年度)第19回DG-Lab研究会のお知らせ

新年あけましておめでとうございます。

皆さまのご協力により、昨年度は、9月には人文書院・岩波書店との共催イベント、11月にはドゥルーズ研究会との初の合同研究会(@慶応)を実施するなど、きわめて充実したものとなりました。まことにありがとうございました。

さて、年もあけまして、来る1月20日(土)に2018年度の研究会を開催いたします。
2018年度は、ドゥルーズの主著のひとつ『差異と反復』の出版50周年ということで、これに合わせた関連イベントの企画・実施を念頭に、研究会の運営を進めていきたいと思います。具体的には、読書会パート前半期(1月・3月・5月)では、『差異と反復』に結実する概念や着想の多くが、すでに展開されていた『ニーチェと哲学』を読み、後半(7月・9月・11月)では、満を持して真正面から『差異と反復』に取り組みたいと思います。

本年度もDG-Labを何卒よろしくお願いいたします。

※今回はじめて参加を希望される方は、下記の事務局アドレスまでご連絡いただくか、下のフォームからお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。

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【日時】2018年1月20日(土)14時~19時(*13時からミーティング)

【場所】長岡京市生涯学習センター、6階・和室 バンビオ1番館内
http://www.bambio-ogbc.jp/access/

【読書会】『ニーチェと哲学』「結論」および「第三章批判」(担当:平田公威)

※『差異と反復』に直結する論点を整理したいと思います。
※ジル・ドゥルーズ『ニーチェと哲学』江川隆男訳、河出文庫、2008年。

【研究発表】シモカワ「ジル・ドゥルーズ/フェリックス・ガタリ 宇野邦一訳
『カフカ マイナー文学のために』より。」

レーニンと同時代に生きるカフカ。
カフカはロシア革命をどうみるだろうか?
(引用) …もっとも過酷な労働条件もKは批判する気がなく…。
チェコの社会主義的無政府主義的運動には共感していたが、カフカは
その道を歩もうとはしない。労働者の列とすれ違うとき、カフカは
『アメリカ』のKと同じように無関心である。
「この連中こそ世界の主人なのだ。けれど彼らはまちがっている。
彼らの背後で、すでに事務員たち、役人たち、職業的政治家たち、
現代のあらゆる殿様たちが前進していて、彼らはこうした殿様が権力に
つくのを準備しているだけだ」。
つまりロシア革命は、カフカには、激変や革新であるよりもむしろ
新しい切片の生産であるように見える。
ロシア革命の拡張は、前進であり、切片的推進であり、暴力が煙を
あげること なしにはすまない成長である。
では、
カフカはどうふるまうのか。いかに革命をおこなうのか。
『アンチ・オイディプス』と『千のプラトー』の間に発表された
ドゥルーズとガタリの共著を今日、現在の「過程」そのものとして
読み返すことを試みたいと思います。

【参加費】会場費として300円

【定員】20名程度

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