会誌『hyphen(ハイフン)』第2号刊行のおしらせ

皆さま、

このたび、DG-Labでは、当研究会の会誌である『hyphen(ハイフン)』の第2号を刊行する運びとなりました。2016年度の研究会の報告に加え、松本卓也氏および上尾真道氏をお招きした「公開実験」の報告、さらに、研究会メンバーを執筆者とする論考・批評・研究ノートが掲載されています。ぜひご覧ください。

******

リンク先はpdfファイルとなっています。

著作権は執筆者に属します。引用などの著作権法上認められた場合を除き、無断転載を禁じます。

__________________________________

『hyphen』(2017)第2号

表紙・目次

【年次報告】

2年目を通過しての成果と課題

・・・・・・・・・・・小倉拓也

【特集:ジャック・ラカン『エクリ』刊行50年記念】

忘却の政治:あるいは「書かれないことをやめない」ものの周りで

・・・・・・・・・・・上尾真道

部分的依存と半‐偶発――ドゥルーズの「連鎖」概念の行方

・・・・・・・・・・・小倉拓也

カフカ式スキゾ分析について

・・・・・・・・・・・山森裕毅

【論考】

ドゥルーズ『意味の論理学』における自由と実現主義について

・・・・・・・・・・・平田公威

非連続の筆致――『触覚』におけるデリダのドゥルーズ批判をめぐって

・・・・・・・・・・・小川歩人

ジル・ドゥルーズの「女性」論に関するメモ

・・・・・・・・・・・内藤 慧

埋め合わせと置き換え――ドゥルーズの初期モノグラフを巡って

・・・・・・・・・・・得能想平

【翻訳】

ダニエラ・フォス「マイモンとドゥルーズ:内的発生の観点と微分の概念」 

・・・・・・・・小嶋恭道=訳

【報告】

DG-Lab公開実験「DG-Lac(an)」の様子

・・・・・・・・・・・木元竜太

奥付

一括ダウンロード

ジャック・ラカン『エクリ』刊行50年記念 DG-Lab公開実験「DG-Lac(an)」 開催のおしらせ

%e3%83%9d%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc20161027%ef%bc%88%e8%a1%a8%e7%b4%99%e3%81%ae%e3%81%bf%ef%bc%89


開催趣旨

2016年はジャック・ラカンの大著『エクリ』(1966年)刊行50年に当たる。ドゥルーズとガタリの哲学が、精神分析とりわけ同時代のラカンのそれとの緊張関係のなかで形づくられたことはよく知られている。そこでこの記念すべき年に、現在の研究状況を踏まえ、三者の関係について深く思考しなおし、そこから新たな理論的および実践的な地平を開いていく機会を持つべく、私たちDG-Labは、新進気鋭のラカン研究者を招いて、ラボの公開実験「DG-Lac(an)」を開催する。実験である以上、キレイな成果が帰結することも、不発に終わることも、爆発することもあるだろう。

DG-Lac(an) というマテーム風のタイトルは、安直にもラボの名称であるDG-Labにかけたものだが、いくつかの含意、あるいは「深読み」を期待したものでもある。ドゥルーズとガタリをラカンとハイフンで分離し/繋ぐこと。Lacの音が喚起する欠如のニュアンス――ドゥルーズとガタリに欠けているものとしてのラカン? あるいはその逆? それともそのどちらでもなく? (an) が示唆するように、ドゥルーズは、ガタリは、ラカンは、それぞれ「ひとつ」なのかということ、そして「アンチ」を括弧に括ること。等々。

このような広がりを念頭に次の2つのテーマを掲げる。それぞれのテーマに簡潔な質疑応答の時間を用意した上で、その後、全体討議を行う。フロアを交えた討議で、議論を深めることができればと考えている。

 


第1部「言語‐連鎖」(松本卓也+小倉拓也)

ドゥルーズとガタリとラカンの理論的な交錯にかかわるものとして「言語‐連鎖」というテーマを掲げたい。このタイトルは、それが即座に喚起する言語活動やシニフィアン連鎖はもちろんのこと、さらには言語と他の諸現象との結びつきであったり、切断であったり、混信であったり、広く議論を波及させることを意図している。このテーマのもと、「言語と言語の外」の絡み合いという、古くさく思われるかもしれないが避けては通れないテーマについて、腰を据えて議論することを目指す。ゲストとして松本卓也氏(京都大学)を招き、DG-Labからは小倉拓也(大阪大学)が登壇する。

第2部「政治‐分析」(上尾真道+山森裕毅)

運動、集団、革命など、広い意味で政治や社会にかかわる観点からドゥルーズ、ガタリ、ラカンについて論じるものとして、「政治‐分析」というテーマを掲げたい。これも、「精神分析と政治」であったり、精神分析やスキゾ分析によって現代を分析することであったり、広く議論を展開させていくことを意図している。混迷を極める私たちの時代の、私たちの世界において、「分析」とは何か、何であるべきか。ここではそのポテンシャルとアクチュアリティを実験的に診断することを目指す。ゲストの上尾真道氏(立命館大学)とDG-Labの山森裕毅(日本学術振興会・立教大学)が登壇し、それぞれの観点から「政治‐分析」をめぐって議論を展開する。

 

登壇者の方々の著作

 


日  時:2016年12月3日(土)13:00~17:45

場  所:クロスパル高槻(総合市民交流センター)・第四会議室

   ※JR高槻駅徒歩3分

参加費:無料

定 員:最大50名 ※席に限りがありますのでご了承ください。

%e3%83%9d%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc20161027%ef%bc%88%e8%a3%8f%e9%9d%a2%e3%81%ae%e3%81%bf%ef%bc%89

主催:DG-Lab(ドゥルーズ・ガタリ・ラボラトリ)

マルディネ・シンポジウム「リズム」(於・明治大学)

去る2016年7月31日、明治大学 駿河台キャンパス(アカデミー・コモン 2階A5-6会議室)にて行われたシンポジウム「リズム」に小倉拓也さんが登壇されました。当日のレポートが公開されています。

7月31日レポート:シンポジウム「リズム」(明治大学人文科学研究所総合研究・現象学の異境的展開)

TEST2-630x891

第4回DG-Lab研究会のお知らせ

皆さま、次回の研究会のお知らせです。下記の日時・場所にて開催されますので、ぜひともご参加いただきますよう、よろしくお願いいたします。

※今回はじめて参加を希望される方は、下記の事務局アドレスまでご連絡いただくか、下のフォームからお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。

image

__________________________

〈第4回DG-Lab研究会〉

【日時】2016年7月30日(土)14時~19時(*13時からミーティング)

【場所】長岡京市生涯学習センター、6階・会議室3 バンビオ1番館内(アクセス・ルートマップ http://www.bambio-ogbc.jp/access/

【読書会】『意味の論理学』におけるライプニッツの位置(担当:平田公威)

  • 第16セリー「存在論的な静的発生」、第17セリー「論理学的な静的発生」(『意味の論理学 上』pp.198-224)
  • 第24セリー「出来事の交流」(『意味の論理学 上』pp.294-307)、第25セリー「一義性」(『意味の論理学 下』pp.9-15)

【研究発表】山森裕毅「ドゥルーズと法」

【参加費】会場費として300円

【定員】20名程度

******

お問い合わせ&参加希望などはこちらからもお知らせいただけます。

 

会誌『hyphen(ハイフン)』創刊号発行のおしらせ

皆さま、

このたび、DG-Labでは、当研究会の会誌である『hyphen(ハイフン)』を創刊する運びとなりました。研究会が発足された2015年1月から11月までの年次報告に加え、研究会メンバーを執筆者とする論考・批評・研究ノートが掲載されています。ぜひご覧ください。

******

リンク先はpdfファイルとなっています。

著作権は執筆者に属します。引用などの著作権法上認められた場合を除き、無断転載を禁じます。

__________________________________

『hyphen』(2016)創刊号

表紙・目次

【年次報告】

初めからすでに誰かのものではもはやなく

・・・・・・・・・・・小林卓也

 

【論考・批評・研究ノート】

ドゥルーズにとって「欲望」とは何か――ひとつのシンプルな考え方

・・・・・・・・・・・山森裕毅

ドゥルーズのアメリカ――特異性・姿体・友愛

・・・・・・・・・・・内藤 慧

In (Search of) a Lost Image, Lost In a Stage:伊藤高志『三人の女』

・・・・・・・・・・・福尾 匠

ドゥルーズのカント講義を読む

・・・・・・・・・・・得能想平

ドゥルーズ判例論のスケッチ

・・・・・・・・・・・伊藤幸生

自然主義、問われるべき人間存在――ドゥルーズ自然哲学をめぐる問題圏

・・・・・・・・・・・小林卓也

【報告】

日仏哲学会ワークショップ「ドゥルーズと哲学と先行者たち――リュイエル、 マルディネ、シモンドン」に登壇して 

・・・・・・・・・・・小倉拓也

 

 

2015年 12月20日 (日)ドゥルーズ科研・脱構築研究会共同ワークショップ「ドゥルーズとデリダ」

2015年 12月20日 (日) 13:00- 18:00 @グランフロント大阪

ドゥルーズ科研・脱構築研究会共同ワークショップ「ドゥルーズとデリダ」が開催されます。DG-Labに参加いただいている小川歩人さんが若手研究発表で登壇されます。

ポスターはこちら

→ ドゥルーズ科研・脱構築研究会共同ワークショップ「ドゥルーズとデリダ」

ブルース・フィンク『「エクリ」を読む 文字に沿って』(人文書院)が刊行されました。

小倉拓也さんが翻訳で参加された、ブルース・フィンク『「エクリ」を読む 文字に沿って』(人文書院)が刊行されました。人文書院の紹介ページから序文を読むことができます。

208053

ラカン『エクリ』(1966年)の初めての完全版英訳者ブルース・フィンクによる、忠実な読解。(ホームページより)